最近平壌で起きた23階建て高層マンション崩壊事故は金正恩氏の住民住宅建設部門における「手抜き工事」が原因との指摘が多い。「人災」による予告された事故で、別の場所の高層マンションも崩壊の危険性をはらんでいるとの懸念が出ている。

今回崩壊した平壌市平川(ピョンチョン)区域のマンションは、金正日氏が指示し、金正恩氏が主導した「平壌10万戸住宅建設」地域の一部。「金氏一族」の治績事業すらまともに管理できないほどに建設能力が低いことを如実に表している。

脱北者らによると、今回の建設事業に動員された労働力は一般の建設労働者ではなく、人民保安部傘下の人民内務軍所属で専門の建設労働者ではない。また、建設に必要な鉄筋やセメント、資材などが適期に供給されず、供給されたとしても幹部らが資材を横流しするなどの不正腐敗が蔓延しており、予告されていた惨事との指摘だ。