同通信の報道全文は次のとおり。

敬愛する金正恩総書記が重要軍需工業企業所を現地で指導

【平壌12月30日発朝鮮中央通信】朝鮮労働党総書記で朝鮮民主主義人民共和国国務委員長である敬愛する金正恩同志が12月28日、重要軍需工業企業所を訪れ、兵器・戦闘技術機材の生産実態を確認した。

朝鮮労働党中央委員会の趙春龍書記、朝鮮民主主義人民共和国の努光鉄国防相、朝鮮労働党中央委員会の金正植第1副部長、朝鮮民主主義人民共和国ミサイル総局の張昌河総局長と朝鮮労働党中央委員会軍需工業部の当該の幹部が同行した。

金正恩総書記は、党中央軍事委員会の決定に従ってわが軍の主要部隊に装備させるロケット砲車の生産実態を確かめた。

金正恩総書記は、高揚した勢いで連日生産実績を上げ、党が示したロケット砲兵器システムの生産目標を達成するための勤労の闘いを力強く繰り広げている企業所労働者の非常に高い革命的態度を重ねてたたえた。

金正恩総書記は、企業所が生産している兵器システムの重要性について再び強調し、労働者の生産闘争を積極的に鼓舞、激励した。

金正恩総書記は、わが軍の主力打撃手段となるこのロケット砲兵器システムはわが砲兵武力の構成を完全に一新させるであろう、長射程砲兵現代化および増強に関する党の軍事戦略的方針を貫徹する上でこの企業所が中枢的役割を受け持って果たしていると述べ、軍事作戦上、大量的に集中利用することになるこの兵器システムは高精密性と恐るべき破壊力を持っているので打撃の集中さと不意さで敵を焦土化することができ、戦略的攻撃手段としても利用できるので文字通り超強力兵器システムである、世界的に唯一無二の軍事的効率が最も大きい作戦戦術兵器システムをわれわれの力と技術で需要通りに次々と生産しているのは、本当に誇るに足ることであると満足の意を表した。

金正恩総書記は、企業所の将来的な現代化計画についても述べた。

金正恩総書記は、われわれは砲兵器システムの更新においても革命を起こさなければならない、そのために特にこの企業所の生産構造をさらに完備し、工程別技術土台を一層一新させて強固な生産能力を整えることで、第9回党大会が示すようになる軍需生産目標の成功裏の遂行を物質的・技術的に徹底的に保証しなければならないと強調した。

金正恩総書記は、この企業所だけではなく軍需工業部門の全般で現在の時代の国防科学および工業の発展志向的な要求とわが軍の現代化目標とその需要に応じてより多くの兵器・戦闘技術機材を生産することのできる発展した工業構造の確立と絶え間ない生産能力の拡張、革新的な技術更新を恒久的にとらえて積極的に推し進めなければならないと指摘した。

金正恩総書記は、今年に収めた闘争成果を一層高調させ、2026年度の国防力強化闘争でも力強い奮闘でさらなる飛躍的成果を収めようと熱烈に呼びかけた。

金正恩総書記の同日の国防事業に対する現地指導は、国の戦争抑止力を実用的に増大させる上で重要な新しい里程標となる。---