北朝鮮の金正恩総書記が13日、「地方発展20×10政策」亀城(クソン)市病院の竣工式に出席した。朝鮮中央通信が伝えた。

竣工式には、朝鮮労働党中央委員会第8期第13回総会(12月9,10日開催)の参加者と建設者、亀城市の党、医療機関の活動家、勤労者が参加した。金与正(キム・ヨジョン)労働党副部長が同行したことが報道写真から確認できる。

労働党中央委員会の李日煥(リ・イルファン)書記(政治局委員)が竣工の辞を述べた。

金正恩氏が竣工のテープカットを行い、病院の各所を見回った。

金正恩氏は、亀城市病院は「保健医療革命の元年である2025年の意味を一層明確にするもう一つの大事な創造物である」と強調した。

また、「医療従事者陣容の先進化を急ぐことが何よりも切実な問題となっている、保健医療革命において基本は人材問題であり、それを解決するにはわが国の現実に即して国家的な医療教育システムを抜本的に改革し、保健医療部門の専門家育成のための革命的な対策を取ることが重要な課題となる」と述べた。

そのうえで、「本当に病院らしい病院がもう一つ立ち上がった、非の打ち所がなく施工も立派にした」と評価した。