北朝鮮住民にとって1年で最も忙しい時期は田植えシーズン(5?6月)である。慢性的な食糧難に苦しむ北朝鮮当局は、食糧生産を増進させるために住民を農村に総動員している。

この時期になると成人、子どもを問うことなく厳しい農作業が強いられる。一部の地域では市場の営業時間を短縮したり、完全に閉鎖させることもある。住民にとっては二重苦そのものである。

営農期の4月から田植えが本格化しだす5月中旬まで、北朝鮮の各協同農場はビニールシート、肥料、農機具に使用する燃料、苗床などの準備に追われる。これらの準備も農場の各作業班傘下の分組が準備しなければならない。