北朝鮮の金正恩総書記(国務委員長)が24日、李雪主夫人、ジュエ氏と元山(ウォンサン)葛麻(カルマ)海岸観光地区の竣工式に出席した。朝鮮中央通信が伝えた。
朝鮮労働党と政府、関連機関の幹部をはじめ、建設者、従業員、江原道(カンウォンド)と元山(ウォンサン)市内の幹部と勤労者、青年学生が竣工式に参加した。駐朝ロシア大使と大使館員が「スペシャルゲスト」として招かれたと同通信は伝えた。
金正恩氏が竣工のテープカットを行い、観光地区の各所を見て回った。
金正恩氏は「恍惚の境地、大壮観を成した海岸観光都市の全景をふかんしながら、人民のために最もやりたかったこと、わが党が長年力を入れてきた宿願事業が壮快な現実として終結した、底知れないわれわれの開拓精神が今一度この膨大な建設事業を通じて立派に示された」と満足した。
金正恩氏は、「葛麻半島の開発で得た成果と経験に基づいて各地域にさまざまな類型の有望な大規模観光文化地区を最短期間内に建設する重要計画を第9回党大会で確定することになる」と述べた。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面その後、元山葛麻海岸観光地区の竣工を記念する公演が行われた。
金正恩氏は、「元山葛麻海岸観光地区で起こる幸福の波が祖国の錦繍江山の津々浦々に押し寄せる楽園の明日を呼び、世界的な観光文化休養地としての魅力的な名を宣揚する」との確信を表明した。