情報筋は次のように述べた。
「この鉱山では奇形児や放射能汚染による障がいを持つ労働者をよく見かける。2008年、平安北道寧辺の原子力研究センターに勤務していた党幹部がウラン鉱山の党秘書に転任したが、息子と娘は放射能汚染で歩けなくなり寝たきりになった。タコのように寝るしかない」
「事務職として勤務する党幹部の子弟でさえ放射能汚染の被害を受けている。現場でウラン鉱石を採掘する労働者とその家族の被害はさらに極めて深刻だ。彼らは、他の鉱山よりも配給が多いという理由で放射能汚染を覚悟で働いている」
2009年の貨幣改革(デノミ)の直後、一般企業所の労働者の月給が3000ウォンに引き上げられた。鉱山労働者は7倍の2万ウォンの月給を受け取り、郡内の労働者の羨望の対象だったと情報筋は話した。