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北朝鮮の金正恩総書記(国務委員長)とロシアのプーチン大統領との間で6月19日に締結された「朝鮮民主主義人民共和国とロシア連邦間の包括的戦略パートナーシップに関する条約」の批准書が12月4日、モスクワで交換された。朝鮮中央通信が伝えた。

プーチン氏は11月9日、金正恩氏は11月11日に、同条約を批准する法律に署名した。北朝鮮外務省のキム・ジョンギュ副相とロシア外務省のアンドレイ・ルデンコ次官が批准書交換議定書に署名したことで12月4日より条約は発効する。

条約には、「一方が武力侵攻を受け、戦争状態になった場合、遅滞なく、みずからが保有する軍事的援助を提供する」と有事の際の双方の軍事支援が明記されており、ロ朝の軍事関係がより強化されると見られる。

一方、2000年2月9日に故金正日総書記とプーチン氏との間で締結された「ロ朝友好善隣協力条約」は効力を喪失したと同通信は伝えた。

同通信は、条約は「二国間関係を新たな戦略的高みに押し上げ、共通の利益に即して地域と世界の安全環境をしっかり守りながら、強い国家を建設しようとする朝ロ両国の国家指導部の遠大な構想と人民の念願を実現させる法的枠組みとなる」と述べた。