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金正恩総書記(国務委員長)が29日、ロシアのアンドレイ・ベロウソフ国防相率いるロシア軍事代表団の訪朝を歓迎する公演と宴会に出席した。朝鮮中央通信が伝えた。

公演と宴会は平壌の4・25文化会館で開かれた。公演では、金正恩氏とベロウソフ氏が共に来場し観覧席についた。朝鮮労働党中央軍事委員会の朴正天(パク・チョンチョン)副委員長(書記)、努光鉄(ノ・グァンチョル)国防相、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)将兵、文芸部門の関係者らが公演を観た。

同通信は、「帝国主義者の強権と侵略戦争策動を粉砕し、国の自主権と安全、発展利益をしっかり守っているロシアの軍隊と人民の剛勇な気概を反映した『正義の戦い』『私のロシア』『母なる祖国』をはじめとする歌謡は、観衆に深い感銘を与えた」と伝えた。

同日夜に開かれた宴会では、努光鉄氏が演説を行い、「ベロウソフ国防相の今回の平壌訪問が反帝・自主のための共同戦線の同じ塹壕で日を追って強固になっている両国軍隊の戦闘的友誼と団結を力強く誇示する重要な軍事的・政治的契機になる」と述べた。

ベロウソフ氏が答礼の演説を行い、「ロシア連邦と朝鮮民主主義人民共和国間に結ばれた包括的戦略パートナーシップは帝国主義のあらゆる侵略と専横から両国の自主権をしっかり守り、貴重なロ朝友好関係を多角的かつ長期的に発展させていく上で重要な推進力を提供した」と述べた。