北朝鮮国営の朝鮮中央通信は14日、日本の軍事力増強を非難する、国際安保問題評論家のキム・リョウォン氏の個人名による論評を配信した。
論評はまず、今月4日に海上自衛隊の最新鋭潜水艦「ちょうげい」が進水したことに言及した。
(参考記事:韓国専門家「わが国海軍は日本にかないません」…そして北朝鮮は)
そのうえで、「排水量や潜航能力、探知性能などが既存の艦船に比べてはるかに向上したばかりでなく、重量魚雷と対艦ミサイルも発射できる」と指摘。
その目的は「海上作戦能力を向上させて制海権を握る」ことにあるとしながら、「これは、日本が『大東亜共栄圏』実現の野望を依然として追求していることを実証している」と決めつけた。