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同通信の報道全文は次のとおり。

日本の「再侵略」号は沈没を免れないであろう

【平壌10月14日発朝鮮中央通信】
国際安保問題評論家であるキム・リョウォンの文「日本の『再侵略』号は沈没を免れないであろう」の全文は、次の通り。

米国がもたらしている「新冷戦」の対決気流に乗って再侵略野望に浮ついた日本の無分別な軍事大国化策動が地域の軍事的緊張を一層高調させている。

去る4日、日本海上「自衛隊」の主力艦として正式に就役する最新攻撃型潜水艦「ちょうげい」(巨大な鯨)が海上にその醜い実体を現した。

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日本が今回、進水した潜水艦は、2030年まで8隻建造を目標に掲げている攻撃型潜水艦「たいげい」(大きな鯨)型の5番艦で、排水量や潜航能力、探知性能などが既存の艦船に比べてはるかに向上したばかりでなく、重量魚雷と対艦ミサイルも発射できるように設計されたという。

国際的に保護・増殖の対象となっている鯨を食用に乱獲して海洋資源を枯渇させている日本が「怪物の鯨」に変身した威嚇的な実体を海にやたらに進水させているのは、地域の安保環境を害するもう一つの危険極まりない行為である。

2022年に潜水艦22隻体制を確立した以降、日本が次々と攻撃型潜水艦を建造しているのは、このような潜水艦に新しく開発する長射程ミサイルと誘導弾を搭載して先制攻撃の迅速性と実効性を高めると同時に、海上作戦能力を向上させて制海権を握る目的から発したものである。

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これは、日本が「大東亜共栄圏」実現の野望を依然として追求していることを実証している。

空母と新型イージス艦、最新型潜水艦の保有、各種のミサイルと新世代戦闘機の開発など先端攻撃兵器の配備に熱を上げ、宇宙と海、サイバーを含む全ての領域へと拡大されている日本の軍事的膨張は国際社会はもちろん、日本国内でも深刻な憂慮をかき立てている。

「たいげい」のように日本が新しく建造する艦船に20世紀の侵略戦争に参加して悪名をとどろかせた艦船の名を公然と付けていることだけを見ても、旧日本海軍にそっくりと似てゆく海上「自衛隊」の現況を知ることができ、日本反動層の腹中でうごめいている旧時代への郷愁と報復主義の毒気をそのまま読み取ることができる。

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日本が折に触れ、決まり文句の「周辺脅威説」を大げさに言い立てている究極の目的も、積極的な対米追従で地域の地政学的安保のバランスを系統的に蹂躙(じゅうりん)、破壊している自分らのごく冒険的かつ挑発的な軍備増強策動になんとしても適法性と当為性のベールをかぶせようとするところにある。

20世紀にアジア諸国の人民に働いた前代未聞の血なまぐさい罪悪を清算する代わりに、またもや地域の「盟主」になる野心の下、「平和国家」と「専守防衛」のベールを完全に脱ぎ捨てて再侵略の道へ疾走している戦犯国日本の軍事力増強策動こそ、地域の平和と安定を甚だしく破壊する最大の脅威として浮上している。

日本が「戦後最も厳しくて複雑な安保環境」を鼓吹し、アジア太平洋地域で軍事作戦の半径を少しずつ拡大するほど、地域諸国の大きな不信と反感だけを招くようになっており、これは必ず島国の地政学的および戦略的孤立へつながるに決まっている。

自分の覇権を維持するために目下の同盟国を危険な死地をも猪突猛進する操り人形、弾除けにつくろうとする米国に追随して大洋を汚している日本の「再侵略」号は、沈没の運命を免れないであろう。

「皇軍」の末路がこれを教えている。---