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北朝鮮の金正恩総書記(国務委員長)が18日、新型戦術弾道ミサイル「火星砲-11タ-4.5」と改良型戦略巡航ミサイルの試射を視察した。朝鮮中央通信が伝えた。

朝鮮労働党中央軍事委員会副委員長の朴正天(パク・チョンチョン)党中央委員会書記、党中央委員会の趙春龍(チョ・チュンリョン)書記、党中央委員会の金正植(キム・ジョンシク)第1副部長、ミサイル総局の張昌河(チャン・チャンハ)総局長、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)総参謀部のリ・チャンホ副総参謀長兼偵察総局長、キム・ヨンボク副総参謀長、国防省のキム・カンイル副相、国防科学院のキム・ヨンファン院長が同行した。

同通信によると、新型戦術弾道ミサイル「火星砲-11タ-4.5」には設計上4.5トン級の超大型常用弾頭が装着され、「超大型弾頭を装着したミサイルで中等射程320キロの目標命中正確度と超大型弾頭の爆発威力を実証するのに目的を置いて行われた」という。

また、「戦闘適用用途に応じて性能を高度化した戦略巡航ミサイル」の試射も行われた。

金正恩氏は、「現在、国家安全環境を脅かす地域の軍事的・政治的情勢は自衛的軍事力を強化する活動が依然としてわが国家の第一の重大事であるべきことを示唆している」としながら、「「われわれは核戦力を引き続き増強するとともに、常用兵器部門も世界最強の軍事技術力と圧倒的な攻撃力を保有していなければならない」と強調した。

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さらに、「強い力を保有していれば、敵の戦略的誤判と武力使用意志を抑止し粉砕することができる。これがすなわち平和と安定を守る真の抑止力である」と主張した。

金正恩氏はつづけて、国防科学院が研究・開発した7.62ミリ狙撃兵小銃と5.56ミリ自動小銃をはじめ数種の狙撃兵器を見ながら、「今後の生産方向と工場の生産技術土台を強化するための重要課題を示した」という。