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北朝鮮の金正恩総書記(国務委員長)が31日、地方工業工場建設現場を現地指導し、地方発展事業協議会を招集し指導した。朝鮮中央通信が伝えた。

朝鮮労働党中央委員会政治局のメンバーと各道党責任書記、朝鮮人民軍の各級指揮官が同行した。

金正恩氏は、「人民の財産として末永く残る建造物にはいささかの欠点もあってはならない」としながら、「建設において基本は質であり、速度一面に偏って質を軽視する要素はそれが小さなものであっても、わが党の地方建設政策を阻害する害毒行為になるという確固たる認識が建設戦域を支配するようにすべきである」と指摘した。

金正恩氏は、「党政策貫徹の成敗いかんは全的に指導幹部にかかっている、全面的国家興隆に向けた革命戦域ごとで牽引機になるべき指導幹部の活動方法と作風において必ず克服すべき一連の偏向について指摘した」という。

金正恩氏は、「幹部らが現行の党政策に対する深い研究、主体的建築美学思想と当該の建設対象の重要性と特性に対する認識が未熟である結果、実質的で実務的な指導を行うことができず、大衆の心理と年齢に合わない宙に浮いたスローガンだけを叫ぶ遊覧式、体裁ぶりの指導方法から脱していない」と述べた。

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金正恩は、「建設部門で根絶されずにいる無志向的な競争」について「建設部門で競争を一度行っても、それが社会主義的文明開化を着実に促すものになるようにすべきである、創造と建設の質的発展を阻害する速度本位の競争は革命を行うわれわれの時代の大衆運動とは無関係である」と強調した。

同日、金正恩氏は地方発展事業協議会を招集し指導した。

協議会には、労働党中央委員会政治局常務委員会委員である金徳訓(キム・ドックン)、趙甬元(チョ・ヨンウォン)の両氏をはじめ党中央委員会政治局の当該メンバーと各道党責任書記、各地方建設に建設部隊を派遣した朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の指揮官、設計部門の活動家らが出席した。

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金正恩指は、「わが党が地域的拠点である市・郡を実質的に、物質的に、計画的に発展させるために、地方に軽工業部門の工場を建設する政策を打ち出し、その実行を各方面から力強く推進しているが、これだけでは全国の地方の人民に持続的に高まる物質的・文化的生活を保障するには足りない」と述べた。

金正恩指は、「『地方発展20×10政策』を実行するために人民軍部隊が各道・市・郡に展開されており、全国家的な資材供給システム、指揮システムが整然と確立した現時点が、この重大な革命事業の開始に最適の時期になる」 と確言した。

金正恩氏は、「相対的に脆弱な地方の保健医療の実態を改善し、地方人民の生命安全と健康増進に大きく寄与する市・郡病院の建設は自分の第一の宿願事業である」としながら、「いくら困難で骨が折れるとしても近代的な保健医療施設の建設を『地方発展20×10政策』に追加し、無条件に当該年度に完工して各地方の人民に与えるべきである、これはわれわれの革命と時代が党と政府に課する第1の任務と見なすであろう」
と述べた。

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金正恩氏は、「ほぼ80年間、理想にのみ思い描いていた地方変革の大業を10年革命期間内に遂行する偉大な年代が流れている」と述べ「全ての幹部が党の地方発展政策の要求に応じて全国が変遷し、地方人民の生活において画期的な転換が起こる新しい様相を必ず繰り広げるという頑強な意志と確固たる自信をもって受け持った事業を責任を持って展開するよう強調した」という。

金正恩総書記は、「地方振興の歴史的偉業こそ、実に苦労は大きくても自負するに値する革命事業である、年が変わるたびに20の市・郡で人民の幸福と地方の発展を象徴する新しい創造物が建てられ、全国が大変革の歌で沸き返る時、われわれは果敢な闘争と奮闘を覚悟して踏み出した今日の力強い歩みを一層誇り高く思うようになるであろう」と確言した。