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北朝鮮の金正恩総書記は15日、日本の植民地支配から解放されて79周年を迎え、抗日パルチザン出身の政治家や軍人らが埋葬された国立墓地「革命烈士陵」を訪れて献花した。また、朝鮮半島の解放に貢献した旧ソ連国民と旧赤軍将兵を称えて建てられた「解放塔」も訪れて献花した。

革命烈士陵で金正恩氏は「8・15はわが人民が民族的自主独立を成し遂げた一大慶事であり、自主強国建設の広闊な道を切り開いた巨大な政治的出来事であった」と強調。

解放塔では「朝鮮革命とわが民族の運命開拓と中興に根本的転換をもたらした偉大な祖国解放史にはロシア人民の優れた息子、娘が発揮した無比の犠牲的精神と不滅の功績が歴々と記されており、赤軍将兵の英雄的群像はわが人民の心の中に真の国際主義の亀鑑として大切に刻み付けられている」と述べた。

金正恩氏は、過去にも8月15日に際し、朝鮮労働党高官らに代行させ解放塔に花輪をたむけるなどしてきたが、この日に本人が直接、訪問したのは初めてと見られる。背景に、軍事協力を深めるロシアのプーチン政権との蜜月があるのは明らかで、金正恩氏は「80余年間に至る立派な歴史と伝統、血縁の絆はこんにち、朝ロ友好・協力関係を最も強固な戦友関係、包括的戦略パートナーシップに昇華させた」とも述べた。