砲撃事件から4日後の2010年11月27日には「延坪島事件は、北朝鮮軍部が自分たちの地位と存在理由、核保有の正当性を示すために犯した挑発である。父は老いて、後継者は若く、叔父(張成沢氏)は軍のキャリアが一つもない、北朝鮮軍部を制御することができる人が事実上ないようだ」と話した。
金正男氏は、北朝鮮の改革・開放を注文しながらも、若者が韓流や資本主義に影響されていると述べている。「曲がらない鉄は折れる可能性がある。強すぎると、突如として折れる恐れがある。北朝鮮の鉄拳統治も限界がある。この世の万物には限界がある」と述べた。
「北朝鮮では、金を稼いだ人が生存の為に上層部に上納しなければならない金額がどんどん上がっている。このように腐敗したシステムは必ず崩壊する。ソ連が崩壊する直前を連想させる」と語った。
この未公開メールは、文藝春秋3月号で公開される予定だ。