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昨年11月4日のメールでは、労働新聞のオンライン版の発行について「オンライン版は、金正恩氏を外国に広報するためのもので、外見が金日成主席と似ているというだけで宣伝になるかどうかはわからない」と皮肉った。

また「労働新聞は印刷用紙が不足し、住民は読むことすら出来ない。オンライン新聞はパソコンが必要だが、パソコンを持っている住民が何人いるだろうか。仮にパソコンがあっても電気がないのに、どうやって使えというのか」と北朝鮮の劣悪な現実を批判した。

金正日氏が昨年8月にロシアを訪問した際には「父がロシアを訪れたのは、新年を控えて、住民たちに3代世襲を定着させる為の成果を上げるためだ。北朝鮮が経済協力や食糧を頼める国が、中国とロシア以外にあるのか」と述べている。

五味委員によると、金正男氏の表現が過激になったのは、2010年11月の延坪島砲撃事件以後である。