北朝鮮の崔善姫(チェ・ソニ)外相は21日、朝鮮中央通信を通じて発表した談話で、北朝鮮は他の誰かの承認を必要とせず核保有国であり続けるとし、「米国は対朝鮮敵視政策を根源的に完全に撤回してこそ、自分の安全が保証される」と述べた。
崔氏は談話で、主要7カ国(G7)が18日まで開いた外相会合で、北朝鮮の大陸間弾道ミサイル発射(13日)を非難し、非核化を促したことに「内政干渉だ」と反発。
また、「米国とそれと連帯した敵対勢力が加えてくる軍事的脅威を完全に除去し、国家の自主的存立と発展に阻害となる敵対的な周辺の環境が根源的に終息する時まで、主権国家に付与された全ての合法的権利に立脚した行動措置を引き続き取っていく」と強調した。