故金日成主席生誕111周年に際して、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)中央常任委員会が15日、金正恩総書記に祝賀書簡を寄せたと、朝鮮中央通信が伝えた。同委員会は14日に、金正恩氏が「在日同胞子女の民主主義的民族教育のために送ってくれた日本円で2億6730万円に及ぶ莫大な教育援助費と奨学金」に対する感謝書簡を寄せた。また、朝鮮総連傘下の各組織と団体が祝電を寄せた。
朝鮮総連中央は祝賀書簡で、「組織内にチュチェの思想体系、指導体系を一層徹底的に確立する活動を総聯建設の中核にとらえて共和国の尊厳ある海外公民団体としての本態をよりはっきり誇示し、愛国活動の全般を上昇軌道に確固と押し上げる」と強調した。
感謝書簡では、「米国と南朝鮮かいらいの日増しに増大する反共和国侵略策動に断固たる鉄槌を下し、火線から火線へと不眠不休の指導の跡を刻んでいく多忙な中でも、在日同胞子女をいつも忘れず大海のような恩寵を重ねて施す金正恩元帥に最大の栄光と最も熱烈な感謝を送る」と述べた。