北朝鮮で第7回全国法務活動家大会が14、15の両日にかけて平壌の4・25文化会館で開かれた。朝鮮中央通信が伝えた。
朝鮮中央通信によると、全国法務活動家大会は2012年に第5回大会、2017年に第6回大会が開かれており、5年に1度の開催となっているようだ。今大会では、「これまでの5年間、国家の法務活動実態を分析、総括し、現時期、社会主義法務生活を改善、強化する上で提起される実践的方途と法務活動家の政治的・実務的水準と能力を一段と高めるための対策的問題が討議された」という。
崔龍海(チェ・リョンヘ)朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員(国務委員会第1副委員長、最高人民会議常任委員委員長)と、金才龍(キム・ジェリョン)労働党中央委員会書記、キム・ヒョンシク労働党中央委員会部長、リ・チャンデ国家保衛相、朴寿日(パク・スイル)社会安全相、ウ・サンチョル中央検察長をはじめ、「社会主義順法生活指導委員会」のメンバーや法務部関連の活動家らが大会に参加した。
金正恩総書記(国務委員長)が、第7回全国法務活動家大会の参加者に送った書簡が伝達された。崔龍海氏が報告し、「金正恩総書記が法が人民を守り、人民が法を守る真の人民の国を建設するという思想をはじめ社会主義法の人民的性格を固守し、法律制度を強化するための綱領的指針を提示することによって法務事業と活動でとらえていくべき思想的・理論的武器がもたらされた」と述べた。
一方、崔氏の報告で「社会主義順法生活指導委員会と法務活動家の間で国家の安全と人民の権益を守り、社会主義の前進・発展を遂げるための闘いで課された責務を全うしていない一連の欠陥と原因が分析、総括され、それを克服するための課題と方途が提示された」と同通信は伝えた。大会では、金正恩氏に送る誓書が採択された。