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北朝鮮は先月12日、国内で新型コロナウイルスの感染者が発生したことを公式に認め、その翌々日から厳しいロックダウンが始まった。移動と外出、市場の営業が制限されたことで、ただでさえひどかった食糧難に拍車がかかり、両江道(リャンガンド)の恵山(ヘサン)では、先月24日に緩和されたと、デイリーNKの内部情報筋が伝えている。

この措置は全国的に広がり、やがて全面解除に至ったと、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。

(参考記事:「一家全滅、10人餓死」も…金正恩“封鎖解除”のウラで何が

平壌市のある幹部はRFAの取材に、先月29日の正午からコロナ最大非常防疫体制が一部解除されたと述べた。咸鏡南道(ハムギョンナムド)の別の情報筋も、同じ日に、コロナ関連措置が部分解除されたと伝えている。

これは各道や地域の事情に応じて封鎖を緩和せよとの中央の指示に基づくものだ。これにより、一定区域内での移動、市場の営業などができるようになった。

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その理由について中央は、コロナ感染が安全に統制、管理できる段階に入ったためだとしているが、毎日発表される発熱患者や死者の数は、コロナ対策がなっていないと処罰されることを恐れた地方幹部が、意図的に少なめに報告していると伝えられている。

一方、高原(コウォン)炭鉱など鉱山地区では、封鎖により多数の餓死者が発生していると聞いたと情報筋は述べている。今回の解除は、食糧難の深刻化、餓死者の続出により広がる不安と不満を抑えきれなくなったためとの見方も可能だろう。

部分解除に続き、今月12日からは全面解除されたと、咸鏡北道(ハムギョンブクト)の情報筋が伝えている。清津(チョンジン)市の浦港(ポハン)区域では、人民班(町内会)の会議で、国家非常防疫司令部からの指示として伝えられた。これにより、旅行証(国内用パスポート)とコロナ検査確認証があれば、境界線を越えて他の道に行けるようになった。

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長距離移動を行う行商人たちにとっては喜ばしいニュースとなった。その一方で、封鎖により「田植え戦闘」や国家建設の現場への動員に支障が生じたため、より動員を円滑にするためのものではないかと、疑ってかかる人もいるとのことだ。

全面解除の情報は、平安北道(ピョンアンブクト)の別の情報筋も伝えている。この情報筋によると、他地域への移動を行うために必要なコロナ検査確認証は、スマートフォンにインストールしたコロナ検査アプリの形式になっている。スマートフォンを持っていない人は、代用の書類を持参することになる。

道内の博川(パクチョン)郡の場合、邑(郡の中心地)にある防疫所で発行されるが、農村部からは、別の書類を持参した上で、10キロ以上の移動が必要となる。

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今回の全面解除について、ほとんどの住民が非常に喜んでおり、さらに進んで国境の封鎖も解除して、一般人民の生活がコロナ前の水準に戻ることを期待していると情報筋は伝えた。

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