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北朝鮮の金正恩総書記が13日、「普通江川岸段々式住宅区」の竣工式に出席し、テープカットを行った。朝鮮中央通信が14日、伝えた。

朝鮮労働党が2021年1月に開催した第8回大会で打ち出された「平壌市5万世帯住宅建設構想」の一環として普通江川岸段々式住宅区は建設された。これに先立ち12日には、同構想の一環である「松花通り」の竣工式が行われ、金正恩氏がテープカットを行った。

竣工式には、労働党中央委員会の趙甬元(チョ・ヨンウォン)組織書記(党政治局常務委員)、国務委員会副委員長の金徳訓(キム・ドックン)内閣総理、労働党中央委員会の李日煥(リ・イルファン)書記、平壌市党委員会の金英煥(キム・ヨンファン)責任書記、労働党中央委員会の李煕用(リ・フィヨン)第1副部長、施工に携わった活動家、建設者、瓊楼(キョンル)洞に入居する家族、平壌市民が参加した。

趙甬元氏が竣工の辞を述べ、金正恩氏がテープカットを行った。金正恩氏は、朝鮮中央放送委員会の李春姫(リ・チュニ)、チェ・ソンウォンの両アナウンサーらと、李春姫氏が入居予定の瓊楼洞7号棟に出向き、内覧した。

金正恩氏は「娘盛りの時から今日に至る50余年間、党が与えた革命のマイクとともに高潔な生をつづってきた李春姫アナウンサーのような国の宝のためなら惜しいものがないというのがわが党の真心である」と述べながら、李春姫氏を高く評価した。

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また、「李春姫アナウンサーが老いてますます盛んになり、今後も党中央の代弁人らしく放送活動を活力に満ちて行っていく」との期待を表明し、彼女の家族と記念写真を撮った。

そのうえで、「意義深い太陽節を機に、主席の息と体臭が宿っている敷地に建設された人民の豪華住宅区を竣工してみると、主席に対する思いがいっそう募る」「主席が自身の邸宅が撤去された代わりに、その場所に愛国者、功労者の幸福あふれる住まいが築かれたのを知れば満足なさるであろう、一生、それほど愛した人民を温かく抱いたようなので本当にお喜びなさるであろう」などと述べた。