在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)中央常任委員会は16日、故金正日総書記の生誕80周年に際して、金正恩総書記に祝賀書簡を送った。
朝鮮労働党は、2021年1月に行われた第8回大会で規約を改正し、序文に「海外同胞の民主的民族権利と利益を擁護、保障し、海外同胞を愛国・愛族の旗印の下に固く結束させ、民族的自尊心と愛国的熱意を呼び起こすことに関する内容」(朝鮮中央通信)を盛り込んだ。
また、今月6、7日の両日にかけて行われた最高人民会議(北朝鮮の国会に相当)第14期第6回会議では、「朝鮮民主主義人民共和国海外同胞権益擁護法」を採択するなど、海外同胞を重視する姿勢を示している。
総連が送った書簡は、「金正恩総書記の崇高な同胞愛を胸深く刻みつけて、在日同胞の民主主義的民族権利を擁護、拡大するための闘いをねばり強く展開し、民族教育事業を組織建設と愛国活動の中心に据えて次世代の教育事業に総力を集中する」と強調した。
また、「チュチェの偉業と総聯愛国偉業の勝利的前進と明るい未来のために、金正恩総書記が健康であることを祈った」と同通信は伝えた。