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北朝鮮の金正恩総書記は12日、平壌で行われた「和盛地区1万世帯住宅建設」の着工式に参加した。朝鮮中央通信が伝えた。

同通信によると、和盛地区1万世帯住宅建設は、朝鮮労働党第8回大会で示された「平壌市5万世帯住宅建設構想」と党中央委員会第8期第4回総会の決定に従ったものだという。

金正恩氏は「和盛地区の大変革によって首都建設の大繁栄期を一層輝かそう」と題した演説を行い、「この膨大な工事を含めて平壌市5万世帯分の住宅建設目標が成功裏に達成されれば、わが党は人民との一番重要な約束を守ることになり、われわれの首都市民の住宅問題は確実に解決される」として、建設事業の意義を強調した。

また、「重要なのは、建設の作戦・指揮において当面の工事日程の保障だけに偏る近視眼的な観点を一掃し、建設部門を将来を見通して発展させるための科学的な構想と方案を着実に実行していくこと」だとするなど、建設事業の課題に言及した。

(参考記事:「敵対勢力に下ろす鉄槌となる」金正恩氏、1万世帯住宅の着工式で演説

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着工式には朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員会の趙甬元(チョ・ヨンウォン)、金徳訓(キム・ドックン)の両委員、党中央委員会の李日煥(リ・イルファン)、呉秀容(オ・スヨン)の両書記、パク・フン内閣副総理をはじめとする党と政府の幹部らや、李永吉(リ・ヨンギル)、金正官(キム・ジョングァン)の両氏をはじめとする武力機関の活動家らが出席。

金正官氏が「党にささげる決意文」を朗読した。

同通信は、今回の建設事業は、「雄大な目標の実現へと勇んで進むわが国家の発展ぶりと潜在力をはっきり実証することになるであろう」と強調した。