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北朝鮮の金正恩総書記が、「重要兵器システム生産の軍需工場」を現地指導した。日時は不明。朝鮮中央通信が28日付で報じた。

鮮労働党中央委員会政治局常務委員会委員の趙甬元(チョ・ヨンウォン)組織書記、党中央委員会の金正植(キム・ジョンシク)、金与正(キム・ヨジョン)の両副部長、国防科学院部門の指導幹部が同行した。

同通信の報道写真では、軍需工場の幹部と見られる人物2人の顔にモザイクがかけられている。北朝鮮が発表した報道写真で人物の写真にモザイクがかけられるのは異例で、その理由が注目される。

金正恩氏は、軍需工場が「党中央委員会第8期第4回総会の思想で徹底的に武装し、党決定の実行のために重要兵器の生産で集団的革新と高揚を起こしている」と高く評価したという。

また、「軍需生産で党と革命を守ってきた誇るべきわが国防工業の伝統と歴史を継いで第8回党大会が示した軍需政策と方針を貫徹するための総突撃戦にこぞって奮い立たなければならない」と熱烈に呼びかけたという。

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同通信によると、工場の全ての活動家と労働者は、「生命より貴重なわが共和国の自衛権を各方面から侵害しようとする米帝国主義者とその追随者の群れの挑戦を比類ない胆力で粉砕し、最悪の逆境の中で最軍事強国への近道をもたらすための主体的国防工業発展の行路に心魂と情熱をことごとくささげる総書記の揺るぎない意志を心で受け止めて、国家の安全を頼もしく守っていく党に忠実な国防工業戦士としての栄えある使命と本分を全うする固い誓いを立てた」と伝えた。