昨年12月下旬、時まさに朝鮮労働党中央委員会第8期第4回総会を控えていた北朝鮮の首都・平壌で、金正恩総書記を批判する落書きが発見され、大騒ぎとなった。
デイリーNK内部情報筋によると、落書きが発見されたのは12月22日のこと。午前4時20分ごろ、平川(ピョンチョン)区域在住のキムさんがパトロール中に、マンションの外壁に落書きがされているのが見つかった。それはこのようなものだった。「金正恩の犬野郎、人民がお前のせいで餓死している」
この「犬野郎」(ケーセッキ)という言葉は、朝鮮語のありふれた罵倒語であるが、神聖不可侵の存在である金正恩氏に対して使われたとなれば大変な政治的事件となる。
大佐ら2人を処刑
この案件は非常通報体系に基づき、人民班長(町内会長)から地域の保衛員(秘密警察)に通報され、平川区域保衛部→平壌市保衛部→国家保衛省、つまり秘密警察のトップにまで報告された。
