これは、落書き事件が起きたときに必ず行われるものだ。
平壌市内ではこの10年で、街頭の監視カメラが増えたため、遠からず犯人が捕まるのではないかとの見方もある。当局は、市民の政権への忠誠度も高く、食糧配給も地方よりは多く行われている平壌で、落書き事件が起きたことで、より状況の悪い地方でも同様の事件が起きるのではないかと懸念しているとのことだ。
最近の例を挙げると、2020年9月に平安南道(ピョンアンナムド)殷山(ウンサン)で「人民を搾取し、たらふく食べて裕福に暮らす党幹部を打倒しよう」との落書きが発見されている。
(参考記事:総参謀部の大佐も公開処刑…北朝鮮で「落書き」事件が頻発)実際は、他にも同様の事件が起きている可能性があるが、当局は地域外に情報が漏れないように徹底統制するため、知られている事例はわずかに過ぎない。
