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FILAはイタリア発祥がのスポーツブランドだが、2003年に行われたM&Aで韓国資本の企業となった。そんなFILAの製品を作っているのは、中国に派遣された北朝鮮労働者だ。

国際社会の制裁の網の目をかいくぐり、北朝鮮が中国に派遣した労働者は5万人に達すると言われているが、デイリーNKの中国の情報筋によると、今年下半期に入ってから韓国のアパレル企業からの注文が増加し、彼女らが多く働く工場でも受注するようになった。製品の多くは登山服、スポーツウェア、ジャケットなどだ。

中国のアパレル企業関係者は「韓国に納品するFILAやle coq sportifなどの衣類を北朝鮮労働者が作っている」と証言している。

いずれの工場も、韓国からの注文がなければ廃業を余儀なくされる状態だが、今年7月ごろから韓国企業の注文が目に見えて増加したという。ちなみに、le coq sportifはフランス資本だが、韓国で人気が高く、その現地法人を経営しているのは日本のスポーツウェアメーカーだ。

韓国企業の製品を、中国の工場で北朝鮮労働者が製造することは、かつては何ら珍しいことではなかった。中国を迂回して、北朝鮮国内で製造されていたこともあった。

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韓国企業との関連や韓国への輸出の有無は定かでないが、北朝鮮国内で製造されたつけまつげやウィッグの輸出は現在も続けられている。

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中国企業にとって北朝鮮(主に女性の)労働者は、賃金が中国人労働者の4分の1で済み、インターンなどの形で派遣されていることから労働法の適用を受けず、いくらでも働かせることのできる都合のいい存在だ。彼女らは劣悪な環境での長時間労働に苦しめられ、給料のほとんどを北朝鮮当局にピンはねされている。

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欧米では、労働環境の劣悪な海外の工場(スウェット・ショップ)で生産された製品を輸入・販売している企業に対する消費者の目が非常に厳しいが、韓国ではそこまで厳しくない。そもそも、どこで誰が製造に携わっているかを消費者が知ることはまずないため、このような奴隷労働が放置されているのだ。

(参考記事:中国企業の制裁破りの長時間労働で北朝鮮労働者が死亡

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