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北朝鮮の国際問題研究院の研究者である鄭元柱(チョン・ウォンジュ)氏が7日、日本は「人類を脅かす危険な環境破壊犯罪国家」だと非難する文を発表した。朝鮮中央通信が全文を伝えた。

日本政府は4月13日、東京電力福島第一原発の処理済み汚染水100万トン以上を海へ放出する計画を決めた。これに対して文は、「人類共同の富であり、全ての生命活動の根となる海に核汚染水を放出するのは、一国、一地域の範囲を超えて全人類の生存を脅かす犯罪であると言わざるを得ない」と述べた。

また、「2011年に日本で起こった福島原子力発電所の爆発事故によって漏出した多量の放射性物質は日本の沿岸はもちろん、北米地域の太平洋沿岸でも検出されるなど、全世界の生態環境に重大な悪結果を及ぼした」と指摘した。

さらに、「今、日本は高濃度放射能汚染水の海洋放流だけでなく、国際的に禁止された食用捕鯨、象牙密売など、生態環境の破壊に関わる各種の犯罪行為に深く関与している」と主張した。

そのうえで、「日本がいくら多核種除去設備で浄化して貯蔵している水は汚染水ではなく、『処理水』であると世人を欺瞞し、『安全性』と『科学性』を唱えても世界の正義と良心は絶対にだませない」と強調した。