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北朝鮮国営の朝鮮中央通信は19日、日本の改憲に向けた動きを非難する記事を配信した。

菅義偉首相は憲法記念日の5月3日、改憲派の集会に自民党総裁として送ったメッセージで、憲法への自衛隊明記の必要性を強調し、改憲手続きを定める国民投票法改正案の成立を目指さなければならないと述べた。これと前後して、安倍晋三前首相も「憲法に自衛隊を明記する必要がある」と訴えた。

記事はこうした動きに対して、「『大東亜共栄圏』の昔の夢を実現しようとする危険極まりない策動である」と強調した。

また、「日本の政客の憲法改悪策動は、単なる一国の内政に関する問題ではなく、国際的問題として世界の平和に対する正面切っての挑戦であり、人類に対する公然たる宣戦布告である」と非難した。

そのうえで、「日本の為政者らがいくら改憲の『当為性』を唱えてあらゆるあがきを尽くしても、再侵略野望の実現に狂った自分らの犯罪的正体は覆い隠せない」と述べた。