北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は11日、「国家経済発展5カ年計画」を遂行するうえで「志向の一致性、行動の一致性」が重要だとする署名入りの論説を掲載した。朝鮮中央通信が伝えた。
金正恩総書記は今年1月に開かれた第8回党大会で、「国家経済発展5カ年計画」を打ち出した。論説は、労働党への求心力を高める意図があるようだ。
論説は、「『一人はみんなのために、みんなは一人のために!』というスローガンを高く掲げて、先んじている人は立ち後れた人を心から助けて導き、立ち後れた人は追い越すために奮発しながら党決定貫徹のための闘いで集団的知恵と創造的積極性を発揮していくなら、難問、難題が解決され、闘いの目標が立派に達成される」と述べた。
また、「全ての部門、全ての単位が同じ志向を持って歩調を合わせる時、国家経済発展5カ年計画を成功裏に遂行することができる」と強調した。