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コロナ鎖国下にある北朝鮮に駐在を続けているロシアのマツェゴラ大使は、インターファクス通信とのインタビューで、北朝鮮がロシアを含む外国との境界地点に、輸入品の安全性を確保するための大規模な消毒施設を建設しており、間もなく輸入が限定的ながら再開されるとの見通しを示した。

北朝鮮は昨年1月、新型コロナウイルスの流入防止のため国境を封鎖、貿易を停止した。その影響で深刻なモノ不足や物価高騰が起きるなど、北朝鮮国民の生活は甚大なダメージを受けている。それを緩和する突破口となりうる消毒施設は、果たしてどのようなものなのか。

(参考記事:駐北朝鮮ロシア大使、コロナ鎖国下での生活を語る

中朝国境の経済事情に詳しい中国の情報筋は、米政府系のラジオ・フリー・アジアのメールインタビューで、その概要に触れた。

消毒施設は、中国と北朝鮮の両国の税関に建設され、中国で物品の1次検疫、防疫を行った後で、北朝鮮側施設で改めて検疫を行い、消毒も行うというものだ。

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建設工事は既に仕上げの段階に入り、早ければ旧正月(春節)の今月12日にも貿易が再開されるとの期待が高まっていると述べた。

ただし、具体的な設置場所について情報筋は言及していない。

平安北道(ピョンアンブクト)のデイリーNK内部情報筋は先月、「2〜3月ごろに貿易が再開されるという話があちこちから耳に入ってくる」とし、貿易会社が貿易再開に向けて準備に入り、ワク(貿易許可証)の割り当ても行われていると伝えた。こうした噂や貿易再開への動きの背景に、このような消毒施設の建設があった可能性がある。

(参考記事:貿易再開の噂に色めき立つ北朝鮮の密輸業者、一方で不安材料も

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一方、咸鏡北道(ハムギョンブクト)の内部情報筋は、道内の出入国地点をすべて閉鎖せよとの当局の指示があったが、慶源(キョンウォン)郡にある1ヶ所だけは、非常用に開けて置くようにとの指示も同時に下されたと伝えている。だが、消毒施設の建設との関係は今のところわかっていない。

北朝鮮は現在、1990年代後半の大飢饉「苦難の行軍」以来の深刻な食糧難に直面していると見られているが、国際機関を通じた食糧援助の受け入れを拒否している。輸入を通じた新型コロナウイルスの国内流入を恐れているものと思われるが、今回の消毒施設の建設で、貿易再開と同時に、援助を受け入れるかにも注目が集まりそうだ。

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