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北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は30日、「最大に覚醒して非常防疫措置をさらに厳格に」という記事を掲載した。これは、開城(ケソン)市で「悪性ウイルス」の感染が疑われる患者が確認されたとして開かれた非常拡大会議での決定書を遵守せよとの内容だ。

この「悪性ウイルス」は新型コロナウイルスを指すものと思われるが、労働新聞は国内での新型コロナウイルス感染者の発生を否定している。

まだわが国(北朝鮮)に一人も新型コロナウイルス感染者は発生していないと言って、些細な油断と傍観、慢性化した事業態度を持ち続けるとするならば、想像も挽回もできない致命的な危機を招きうる。

(参考記事:「開城市で悪性ウイルス感染者」新型コロナ、北朝鮮で初

一方で労働新聞は、このようにも伝えている。

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悪性伝染病による感染者と死者数が増え続けている中、ある国では輸入食料品の包装紙から新型コロナウイルスが発見されたとの資料が発表された。

事例の詳細には触れていないが、これは中国の重慶市と雲南省で、エクアドルから冷凍エビの輸入に使われたコンテナや包装紙から新型コロナウイルスが発見された事例を指すものと思われるが、北朝鮮でも似たような事例が発生している。南浦(ナムポ)港に到着した貨物の検疫過程で、新型コロナウイルスが検出されたのだ。

現地のデイリーNK内部情報筋によると、ウイルスが検出されたのは、15日に南浦港に到着した貨物だ。南浦港は工業製品、食料品を主に扱っているが、今回検出された貨物は、正式な輸入手続きを踏んでいない密輸によるものだという。

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報告を受けた中央政府は「合法であれ非合法であれ、一切の物品を国内に入れてはならない」として、この港の貨物に対して移動禁止令を出すと同時に、港湾施設を閉鎖する措置を取った。また、中央の防疫部門と関係部門のイルクン(幹部)を派遣、ウイルスが検出された貨物を取り寄せた貿易会社などを探し出し、隔離検査を行う方針を示した。

一方で当局は、党、行政組織の会議の参加者にマスク着用など行動規則を定め、守れない場合には「社会主義公民としての初歩的な資格もない」とみなし、思想闘争を行えという指示も下した。

(参考記事:「致命的で破壊的」金正恩を激怒させた軍人たちの暗い運命

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