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北朝鮮国営の朝鮮中央通信は23日、黄海南道(ファンへナムド)に大規模灌漑システムが完成したと伝えた。黄海南道は、北朝鮮の代表的な穀倉地帯。

灌漑システムの建設は、2011年12月に死亡した金正日総書記が同年4月、国防委員会委員長命令として指示したという。

同通信によれば、灌漑システムの完成により「国の西部地区に朝鮮式の灌漑網が特色あるものに形成されて、毎年数千万キロワット時の揚水動力用電力と数多くの揚水設備を使わなくなり、載寧江、礼成江の下流地域の水害を予防して国土を保護し、社会主義大地の面貌をいっそう一新させられるようになった」という。