北朝鮮国営の朝鮮中央通信は20日、日本は「特別に警戒すべき戦争勢力」であるとする論評を配信した。
論評は、「自国民と周辺諸国の強い反対にもかかわらず、地上配備型迎撃ミサイルシステム『イージス・アショア』の秋田県内配備をなんとしても実現しようと画策している」と指摘。また今月、木更津駐屯地に発足した陸上自衛隊の輸送航空隊に言及し「任意の瞬間に「自衛隊」武力と軍需物資を戦場へ急派」できるなどと述べた。
(参考記事:文在寅の空母が「浮かぶ標的」になる可能性)
そのうえで論評は、日本政府は「自分らの軍事関連の動きが朝鮮と中国、ロシアを標的にしているということを少しも隠していない」として警戒感を表した。