3位「海軍と空軍」配給物資のクオリティの高さに定評
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面?3位は「海軍」と「空軍」だ。海・空軍は護衛国に次いで家族関係や成分が問われる。家族(父の実家は6親等で母の実家は4親等)の中に、韓国へ行ったり、経済犯でなどで教化所送りされた親類がいれば入隊できない。
その反面、飛行士で軍務をする兵士の家族中(5親等まで)に、犯罪者として裁判を受ける対象者がいれば、特別に罪を減免されることもある。
2009年に咸鏡南道(ハムギョンナムド)咸興(ハムン)から脱北したキム・ドンイル(42才)氏は、「麻薬(覚せい剤)販売の罪で「道」の安全局で予審を受けたチョルナムという友人は、兄が飛行士だからという理由で鍛練隊の処罰で済んだ。だが、一緒に予審を受けたドンボムは3年の教化刑の判決を受けた」と話す。
「飛行士や潜水艦員などの軍人の場合、家族や親族が犯罪などで刑務所に収監されたとなれば、精神的に悩んで脱走するかもしれない。それを防ぐ意味があるようだ」と説明した。
空軍と海軍は、衣料や食糧をはじめとする物資の供給も一般兵よりも高級だ。一般兵にはお目にかかれないチョコレートのような菓子類も供給される。北朝鮮では、「チョコレートを食べたいなら飛行機にも船にも乗らなければならない」といわれるほどだ。