北朝鮮で日本の国会にあたる最高人民会議第14期第3回会議が12日、平壌の万寿台議事堂で行われた。朝鮮中央通信が伝えた。
金正恩党委員長は出席しなかった。当初、北朝鮮は10日に最高人民会議を開催するとしていたが、2日遅れの開催となった。延期の理由は明らかにされていない。一方、金正恩氏は、11日に開かれた朝鮮労働党政治局拡大会議には出席した。
会議には、崔龍海(チェ・リョンヘ)最高人民会議常任委員会、朴奉珠(パク・ポンジュ)労働党中央委員会副委員長、幹部席に登壇した。金才龍(キム・ジェリョン)内閣総理、李日煥(リ・リルファン、崔輝(チェ・フィ)、李炳哲(リ・ビョンチョル)、金徳訓(キム・ドックン)、金英哲(キム・ヨンチョル)の各氏らと国務委員会、最高人民会議常任委員会のメンバーが、幹部席についた。
会議では、「リサイクル」「遠隔教育法」などが討議され、複数の代議員を召還、補欠選挙した。