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北朝鮮の金正恩党委員長が、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の西部地区航空・対空師団管下追撃襲撃機連隊を視察した。朝鮮中央通信が12日付で伝えた。視察の日時は明らかにされていない。

党中央委員会の李炳哲(リ・ビョンチョル)副委員長、朴正天(パク・チョンチョン)軍総参謀長と党中央委員会の幹部が同行した。現地では、北朝鮮軍航空・対空軍のキム・グァンヒョク司令官と追撃襲撃機連隊の指揮官が迎えた。

金正恩氏は、「戦闘飛行士が党と祖国のために一命をささげる決死の覚悟を抱いて朝鮮労働党が明らかにしたチュチェ戦法でいっそうしっかり武装し、飛行訓練をより強めてより高い戦闘飛行術と戦闘力を備えるための闘いを力強く展開していくよう」アピールした。

北朝鮮空軍追撃襲撃機連隊を視察した金正恩氏(2020年4月12日付朝鮮中央通信より)
金正恩氏が視察した軍追撃襲撃機連隊の戦闘機(2020年4月12日付朝鮮中央通信)

また、「不屈の祖国防衛精神と肉弾自爆精神を身につけたこの連隊の戦闘飛行士たちは自分らの高い飛行戦闘任務遂行能力を誇示することで、領空守護意志をはっきり示した」と述べた。

同通信によると、追撃襲撃機連隊には、「金正恩党委員長の戦闘命令なら戻ってくる燃油の代わりに爆弾を満載して雲の中の千里、炎の中の万里でも切り抜けていかなる空中匪賊とも堂々と立ち向かって戦う一当百不死鳥の戦闘的熱意と天を突く士気が沸きあふれた」という。