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北朝鮮の朝鮮中央通信は26日、平壌冷麺を紹介する記事を配信した。

平壌冷麺は北朝鮮発祥の料理の一つであり、2018年9月に金正恩党委員長と文在寅大統領の間で行われた南北首脳会談の際には、平壌の老舗冷麺店「玉流館(オンリュグァン)」で昼食会が開かれた。玉流館は、平壌冷麺の本家本元とされており、北朝鮮国内はもとより外国人観光客にも人気を呼んでいる。同店を舞台にした「玉流風景」というテレビドラマや「平壌冷麺一番さ」という歌もある。

同通信は、「健康に良い栄養成分が入っているソバをそば材料に使う平壌冷麺は、そばの一本一本の硬さが程よく、おいしそうな香りと味を持っているのでさらに人気がある」と説明した。

また、「平壌冷麺について、朝鮮封建王朝時代に出版された書籍『東国歳時記』は関西地方(現在の平壌市、平安南道、平安北道、慈江道のほとんどの地域)のそばが一番だと評しており、『海東竹志』(1921年)にも平壌冷麺が一番よいと叙述されている」と説明した。

さらに、「民族伝統を絶え間なく継承して発展させ、輝かしていくための朝鮮労働党の政策によって、平壌冷麺は朝鮮の国家無形文化財に登録され、民族料理を代表する名料理の一つとされている」と強調した。

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そのうえで、「わが国家は、平壌冷麺をチュチェ97(2008)年8月に世界知的所有権機関(WIPO)に原産地名に登録している」と述べた。