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北朝鮮の朝鮮中央通信は9日、日本政府が海上自衛隊を中東へ派遣したことを非難する論評を配信した。

日本政府は中東海域で航行する日本関係船舶の安全確保のための情報収集を目的として、海上自衛隊の護衛艦を中東へ派遣。護衛艦「たかなみ」は先月26日から情報収集活動を始めた。

(参考記事:日本の「軍事大国化」に震える韓国と北朝鮮

これに対して論評は、「日本武力の海外進出は別に新しいものではない」とし、「昨年、『自衛隊』が『安全保障関連法』に基づいて米軍艦艇と航空機に対する警護を合わせて10余回も実施したし、2018年4月から2019年3月までの期間、米軍との単独連合訓練の日数だけでも延べ400余日にのぼるという事実は島国の軍事的狂気を見せる単なる実例にすぎない」と指摘した。

また、「日本の全ての海外軍事活動は海外膨張野望の実現に志向されている」と強調した。

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そのうえで、「20世紀前半期に人類が被った惨禍を繰り返さないには、海外派兵の新たな口実を次々と設けている日本反動層の策動を警戒すべきである」と主張した。