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北朝鮮国営の朝鮮中央通信は19日、日本の航空自衛隊と米空軍が共同訓練したことを非難する論評を配信した。

航空自衛隊によると今月4日、米空軍の戦略爆撃機B52と空自のF15戦闘機などが共同訓練を過去最大規模で実施。北朝鮮や中国をけん制する狙いがあるとみられる。

論評は、今回の訓練に対して「地域情勢を重大に脅かす好戦的妄動として、軍事大国化と再侵略野望を実現しようとする日本の企図がいっそう露骨になっているということを示している」と指摘した。

さらに、「最近、首相と防衛相、内閣官房長官をはじめとする日本の政客らが日米同盟について堅固な柱だの、礎石の役割だのとおだてながらその強化をけん伝していることも、米国の要求に同調して米軍普天間飛行場の辺野古への移設を強行推進していることも全てこのような腹黒い下心の発露である」

そのうえで、「日本こそ、破廉恥極まりない野蛮国である」としたうえで、「『大東亜共栄圏』妄想実現の目まいにとらわれて軍事大国化と再侵略の道へ引き続き進むなら、与えられるのは島国の完全破滅だけである」と強調した。