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同通信の報道全文は次のとおり。

挑発的な軍事訓練が狙う目的 朝鮮中央通信社論評

【平壌2月19日発朝鮮中央通信】最近、日本が米国と共に挑発的な軍事訓練を頻繁に強行している。

先日、航空「自衛隊」所属数十機の戦闘機がB52核戦略爆撃機2機を含んだ米空軍の戦闘機と共に日本周辺で連合空中訓練を行った。

「毎日新聞」は、「発表した中では過去最大規模で、北朝鮮や中国をけん制する狙いがあるとみられる」と報じた。

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これだけではない。

今年に入ってからも千葉県で陸上「自衛隊」と米軍の共同降下訓練、北海道などで陸上「自衛隊」と米海兵隊の大規模連合訓練、熊本県で米軍普天間飛行場所属輸送機を利用した共同訓練、沖縄県で日本版海兵隊である陸上「自衛隊」水陸機動団と米海兵隊の初の上陸訓練をはじめ地上と空中、海上で米・日合同軍事演習が次々と強行されている。

これは、地域情勢を重大に脅かす好戦的妄動として、軍事大国化と再侵略野望を実現しようとする日本の企図がいっそう露骨になっているということを示している。

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米国の覇権主義政策に便乗して「自衛隊」の実戦能力を強化し、再侵略の準備を完成しようとするのがまさに、日本の反動層が狙う目的である。

大きな勢力を後ろ盾にし、それに追従しながら自分の利益をむさぼることに長けている日本の体質的習性はかつても、今も変わっていない。

過去、海外膨張野望の実現に狂奔していて敗戦国になった日本が復活できたのも、軍事大国化と軍国主義復活を系統的に促してくることができたのも米国を後ろ盾にしたからであった。

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敗北後、米国の積極的な保護と後押しの下で隠密に再生と成長過程を経ながら日本は、自国憲法の主要原則である「専守防衛」を公然と踏みにじり、陸・海・空「自衛隊」武力を絶えず強めてそれを世界的な侵略勢力につくった。

「自衛隊」の指揮システムと編成、配置を侵略戦争の実行にふさわしく完成する一方、海外侵略を想定した独自の軍事演習とともに米・日・南朝鮮間の合同軍事演習を前例のない規模でヒステリックに強行している。

最近、首相と防衛相、内閣官房長官をはじめとする日本の政客らが日米同盟について堅固な柱だの、礎石の役割だのとおだてながらその強化をけん伝していることも、米国の要求に同調して米軍普天間飛行場の辺野古への移設を強行推進していることも全てこのような腹黒い下心の発露である。

軍事専門家らが「アジア太平洋地域で中国をけん制しようとする米国が日本を盾にしようとしており、このような攻勢的訓練を通じて『自衛隊』の戦闘力向上と戦争が可能な通常国家に行こうとする日本の野望が強くなっている」と主張しているのは決して理由なきことではない。

わが国とアジア諸国の人民、人類に前代未聞の犯罪を働いたのに謝罪と反省どころか、またもや宗主の力を受けて過去の侵略史を再現しようとのさばる日本こそ、破廉恥極まりない野蛮国である。

日本が「大東亜共栄圏」妄想実現の目まいにとらわれて軍事大国化と再侵略の道へ引き続き進むなら、与えられるのは島国の完全破滅だけである。---