北朝鮮国営の朝鮮中央通信は27日、日本の自衛隊が米軍と共同訓練を行ったことをを非難する論評を配信した。
陸上自衛隊は12日、離島に上陸した敵を撃退する想定で、米軍と共同訓練を行った。河野太郎防衛相が訓練を視察し、「米軍からも参加してもらい日米同盟の絆の深さを再確認した」と記者団に述べた。
これに対して論評は「米国を後ろ盾にして再侵略の目的をなんとしても達成しようとする軍国主義好戦狂らのヒステリックな振る舞いだ」「大物を後ろ盾にしてその陰の下で侵略の実現に狂奔するのはずる賢い日本の常套的な手口である」などと非難した。
また、「米国がつねにけん伝する誰それの『脅威』うんぬんを受け売りにして『自衛隊』武力を西側世界で米国に次ぐ水準に引き上げ、今は再侵略実現の法的保証をもたらすための憲法改悪策動を本格的に促している」と指摘した。
(参考記事:文在寅の空母が「浮かぶ標的」になる可能性)
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面さらに、「最近も、安倍をはじめとする日本の政客らは、宗主との同盟を『アジアとインド太平洋地域、世界の平和を守る堅固な柱』と美化、粉飾して自分らの再侵略策動を公然と正当化した」と述べた。
そのうえで、「20世紀に働いた前代未聞の反人倫犯罪を繰り返し謝罪する代わりに、またもや外部勢力を後ろ盾にして再侵略の実現に狂奔する日本反動層のヒステリックな振る舞いは絶対に許されない」と強調した。