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北朝鮮国営の朝鮮中央通信は15日、日本の憲法改正の動きを非難する論評を配信した。

日本の安倍晋三首相は1日、2020年の年頭所感を発表し、「未来をしっかりと見据えながら、この国のかたちに関わる大きな改革を進めていく。その先にあるのが、憲法改正だ」と明らかにした。6日の年頭記者会見でも「私自身の手で成し遂げていくという考えに全く揺らぎはない」と述べた。

これに対して論評は、「日本をなんとしても軍事大国化、軍国化しようとするヒステリックな腹黒い下心の発露であることは言うまでもない」と指摘した。

また、「島国の為政者らがけん伝する法改正だの、『新しい国づくり』だのというのは他ならぬ、戦争国家づくり、侵略国家の復活にすぎないことを示している」と述べた。

そのうえで、「もし、為政者らがそれをあくまでも戦争憲法に改悪するなら、その瞬間から日本は実際の人類共同の敵国と烙印が押されるようになり、国際社会の無慈悲な反撃にぶつかることになるであろう。憲法改正は、自滅の道である」と強調した。