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北朝鮮の朝鮮人強制連行被害者・遺族協会のスポークスマンは20日、日本の安倍内閣の閣僚が靖国神社を参拝したことを糾弾する談話を発表した。朝鮮中央通信が報じた。

靖国神社では秋季例大祭が20日まで開かれた。安倍晋三首相は参拝を見送ったが、衛藤晟一沖縄北方担当相と高市早苗総務相が参拝。閣僚の参拝は約2年半ぶりになる。

談話は、靖国神社は、「侵略と略奪戦争をこととしてきた日本軍国主義の象徴である」とし、「日本の政客らがしつこく靖国神社参拝を組織化、定例化して追求する目的は、軍国主義毒素で日本の国民を中毒させて遂げられなかった『大東亜共栄圏』の昔の夢をなんとしても実現しようとすることである」と述べた。

そのうえで、「日本の政客らの集団的な靖国神社参拝を正義と平和、人権に対する正面切っての挑戦に、過去の被害者と遺族を冒涜する醜悪な反人倫犯罪とらく印を押して峻烈に断罪、糾弾する」と非難した。