人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

これらの作業も、監視する人間がいなければ可能だが、軍隊や役人が現場に来れば彼らは『土地盗賊』とみなされ追われる。許可を受けない作業のため、監視員が現場に来ると、あちこちで大騷ぎになる。

捕まれば作業道具から採取した物まで全て奪われる。見逃してくれと頼んでも通じない。少しでもさからえば男女ともにひどい目に遇う。このために一部では彼らに賄賂としてタバコや酒を送り、取り締まりから逃れようとする。

それすらも出来ない人たちは、明け方に他人が掘り出した土を大量に収集し、ざるをふるのがよく見られる。ここでは悲惨な事故も日常茶飯事だ。

2008年6月16日、恵山市(ヘサンシ)チュン里の一人の男性(39才)が、明け方から他の人々が捨てた土200袋を川岸に置いて、昼食を食べようとしたところ、川を渡ろうとしていたが助けてくれと手を振る人がいたので、助けようと川に入り命を失った。