北朝鮮国営の朝鮮中央通信は10日、「独島(竹島)は、地理的にも、歴史的にも、そして法律的見地から見ても、完全なわが民族の神聖な領土である」と主張する論評を配信した。
論評は、「(竹島は)歴史的事実に照らしても、国際法上も日本固有の領土だ」とした岩屋毅防衛相の発言や、「NHKから国民を守る党」に所属する丸山穂高衆院議員が8月31日、韓国が実効支配する島根県の竹島について「戦争で取り返すしかないんじゃないですか?」とTwitterに投稿した件に言及。
(参考記事:日本の「軍事大国化」に震える韓国と北朝鮮)
「これは、領土野望で血をたぎらせる日本の白昼強盗さながらの本性をそのままさらけ出したもので、破廉恥な歴史わい曲と独島強奪野望の集中的発露である」としながら、「(日本は)神聖な他国の領土を欲しがる強奪野望を捨てなければならない」と強調した。