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北朝鮮の金正恩党委員長は16日、朝鮮人民軍航空・対空軍第1017軍部隊戦闘飛行士の飛行訓練を指導した。朝鮮中央通信が伝えた。

(参考記事:米軍機26機を撃墜した「北の戦闘機乗りたち」

同通信によれば、金正恩氏は「部隊の前を通り過ぎながら追撃襲撃機連隊の飛行訓練の実態を調べるために前触れもなく立ち寄った」としながら、「航空・対空部門の戦闘が予告して行われるのではないため、任意の時刻に不意に判定して軍部隊の経常的動員準備を検閲するのが重要で」だと語ったという。

そのうえで当直勤務中のパイロットらにスクランブル発進と模擬空戦を行わせ、「条件と環境にこだわらずいかなる飛行戦闘任務も立派に遂行できるように準備されたことに大満足の意を表した」という。

韓国の情報当局などによれば、平安南道(ピョンアンナムド)の順川(スンチョン)飛行場に駐屯する第1017軍部隊は、首都・平壌の防空を担う最精鋭部隊。旧ソ連から導入したMIG-29戦闘機とSu-25攻撃機など、20~30機の航空機を保有すると見られている。