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北南関係改善の雰囲気を引き続き生かしていくには敵対的な内外の反統一、反平和勢力のしゅん動を粉砕しなければならないということが、われわれの一貫した主張である。

米国と共にうわべだけ変えて、すでに中断することになっていた合同軍事演習まで再び強行しながら、隠ぺいされた敵対行為に執ようにしがみつく南朝鮮軍部好戦勢力の無分別な策動をそのまま置いては、一方的な強盗さながらの要求を前面に掲げて関係の改善に人為的な障害をきたしている米国の時代錯誤の傲慢と敵視政策を根源的に一掃せずには、北南関係での進展や平和・繁栄のいかなる結実も期待することができないということを時期を逸する前に悟るのが必要である。

北と南、海外の全同胞は、民族の運命と前途を賭けて北南関係の改善と平和統一へ向かう歴史的流れに挑戦する米国と南朝鮮保守勢力の策動を断固と阻止、破たんさせなければならない。

南朝鮮当局が心から北南関係の改善と平和と統一の道へ進む意向なら、われわれの立場と意志に共感して歩調を合わせなければならず、口先ではなく実践の行動でその真心を見せる勇断を下さなければならない。

わが党と共和国政府は今後も、民族の志向と念願を厳かに刻み、北南関係の持続的な発展と国の平和統一の実現のために引き続き真摯(しんし)かつ忍耐力のある努力を傾けていくと明らかにした。

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金正恩委員長は、世界の脚光の中で昨年6月、シンガポールで史上初めて行われた朝米首脳の対面と会談は火と火が行き来していた朝鮮半島に平和定着の希望を抱かせた出来事的契機であったし、6・12朝米共同声明は世紀をまたいで敵対関係にあった朝米両国が新しい関係史を記していくということを世界に知らせた歴史的な宣言であることから、平和を志向する国際社会の全幅的な支持と賛同を受けたと述べた。