北朝鮮国営の朝鮮中央通信は19日、日本の安倍晋三首相と自民党が憲法を改正して自衛隊を明記しようとしていることについて「軍事大国化と海外膨張野望を必ず実現してみようとする戦争ヒステリーの発露である」とする論評を配信した。
(参考記事:「自衛隊の攻撃能力は世界一流」と評価する金正恩氏の真意)論評は「安倍政権の出現後、日本の反動層は戦争国家建設を最終目標として、憲法9条に『自衛隊』の存在規定を追加して『平和憲法』を戦争憲法に変身させようとする野望を執拗に追求している」と指摘。
続けて「改憲を一日も早く実現させて合法的に日本を交戦権を持つ正常国家、侵略戦争を意のままに行える国につくろうというのが、安倍政権の野望である」と主張した。