北朝鮮の金正恩党委員長は8日、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の創建71周年に際して人民武力省を訪問。軍の「最精鋭化」を進めるべきなどとする演説を行った。朝鮮中央通信が伝えた。同通信の報道によれば、金正恩氏は演説で核兵器に言及していない。

金正恩氏は軍の指揮官らを前に演説し、「全軍に党の唯一的軍指揮体系を徹底的に確立」すべきだと強調。「政治・思想強兵化、道徳強兵化を二つの柱として思想活動を攻勢的に、多角的に、立体的に展開していくことによって、全軍を党と血脈が通じて思想と志、運命を共にする思想的純潔体、運命共同体にしなければならない」と指示した。

また、「人民軍の最精鋭化は革命武力の建設においてわが党の一貫した方針である」と表明。「思想革命、訓練革命、武装装備の現代化、軍紀確立に朝鮮革命武力の最精鋭化をさらに早める根本秘訣がある」と強調した。

金正恩氏はこれに続き、朝鮮労働党中央委員会本部別館で行われた功勲国家合唱団の祝賀公演を鑑賞。また、党中央委員会が主催した祝賀宴に参加した。

同通信の一連の報道全文は次のとおり。

金正恩党委員長が人民武力省を祝賀訪問して演説行う

【平壌2月9日発朝鮮中央通信】朝鮮労働党委員長で朝鮮国務委員会委員長、朝鮮人民軍最高司令官であるわが党と国家、軍隊の最高指導者金正恩同志が朝鮮人民軍創建71周年に際して8日、人民武力省を祝賀訪問した。

敬愛する最高指導者は、人民武力省に立つ金日成主席と金正日総書記の銅像の前で朝鮮人民軍の指揮メンバーと共に意義深い記念写真を撮った。

金正恩委員長は、人民武力省の会議室で人民武力省の将官、軍官と朝鮮人民軍大連合部隊、連合部隊長と席を共にし、建軍節を迎える彼らを温かく祝った。

敬愛する最高指導者が、綱領的な演説を行った。

敬愛する最高指導者は、朝鮮革命の発展において新しい転換的局面が開かれ、社会主義強国建設が新しい発展段階で展開される激動的な時期に意義深い建軍節を迎える全軍の愛する将兵と軍人家族に熱烈な祝賀のあいさつを送った。

今日の意義深い席で朝鮮人民軍の全ての軍団、師団、旅団長に会ってみると、全軍の将兵みんなに会ったような気持ちであるとし、最高司令官がいつも兵士たちに会いたがり、離れていても心は常に彼らと共にいるという自分の気持ちをぜひとも伝えることを願うと切々と述べた。

敬愛する最高指導者は、今年に人民軍が朝鮮労働党の革命闘争史と建軍史に前例のない大飛躍、大革新を遂げて、時代と革命が付与した歴史的使命を果たすべきだとし、人民軍に提起される戦闘的課題を提示した。

全軍に党の唯一的軍指揮体系を徹底的に確立するのは、軍建設の総体的任務である全軍金日成・金正日主義化実現の根本保証であり、祖国と革命、人民の運命に関わる重大な事業であると強調した。

人民軍の党組織と政治機関で、思想と道徳は何とも替えられない革命軍隊の絶対的優越性であり、必勝不敗の保証であることを銘記し、政治・思想強兵化、道徳強兵化を二つの柱として思想活動を攻勢的に、多角的に、立体的に展開していくことによって、全軍を党と血脈が通じて思想と志、運命を共にする思想的純潔体、運命共同体にしなければならないと述べた。

わが党の革命伝統は、チュチェ革命の過去と現在、未来をつないでくれる血筋であり、永遠に微動だにしない万年の礎であるとし、軍人の間で革命伝統教育を強化することに特別な関心を払って白頭の革命精神が全軍に羽ばたくようにすべきだと述べた。

わが国家第一主義教育を正しい方法論を持って深みのあるものに行って、軍人大衆が社会主義祖国の明るい未来を銃で断固と守っていくようにすべきだと述べた。

革命の銃をしっかり握って社会主義防衛戦の最前方を守っている階級闘争の前衛隊伍らしく、人民軍で階級的教育をいっそう強化してわれわれの思想と体制を抹殺しようとする敵対勢力のあらゆる策動を無慈悲に粉砕すべきだと指摘した。

革命軍隊の固有な活動方式である軍事・政治配合をより高い水準で保障して全軍を党の周りに鉄桶のように結集させ、党の軍事路線と方針を貫徹すべきだと強調した。

人民軍の最精鋭化は革命武力の建設においてわが党の一貫した方針であると述べ、党中央が打ち出した訓練革命5大方針を貫徹していかなる作戦と戦闘でも百戦百勝を収める軍隊につくるべきであるとし、現時代の要求に即して人民軍を政治・思想的に、軍事技術的により強化していくべきだと指摘した。

訓練で形式主義、固定格式化をはじめ古い残滓(ざんし)を完全になくし、わが国の自然地理的特性、現代戦の要求と様相に即して訓練の内容と方式を絶え間なく改善すべきだと述べた。

全軍に名射手、名砲手運動をはじめ大衆運動を力強く繰り広げて軍人の訓練熱意と競争心を最大に呼び起こすべきだと述べた。

思想革命、訓練革命、武装装備の現代化、軍紀確立に朝鮮革命武力の最精鋭化をさらに早める根本秘訣があると強調した。

全軍の全ての部隊、区分隊で3大熱風をより激しく巻き起こして給養活動と軍人生活の改善において新しい転換をもたらすべきだと述べた。

人民軍は「祖国の防衛も社会主義建設もわれわれが引き受けよう!」というスローガンを引き続き掲げ、党が呼びかける社会主義強国建設の各部門で人民軍特有の闘争気概、創造気概を強く発揮して国家経済発展5カ年戦略遂行のかなめの年である今年に人民軍が大きな役割を果たすべきだと強調した。

敬愛する最高指導者は、人民軍の各級党組織と政治機関の役割をいっそう強化し、自力更生の革命精神によってぶつかるあい路と難関を勇敢に乗り越えて軍事力を全面的に打ち固めることをはじめ、今年、人民軍に課された重大な課題を成功裏に遂行するための方途を明らかにした。

敬愛する最高指導者は、人民軍指揮メンバーに対する党の信頼はたいへん大きいと述べ、自分の部門の事業を党と革命、祖国と人民に対して全責任を持って任された事業でさらなる成果を収めるとの期待と確信を表明した。

敬愛する最高指導者は、金日成主席と金正日総書記の念願を実現するための社会主義強国建設の新しいロードマップを作ろうとする党の決心と意志は確固不動であり、わが祖国の力強い前進を阻む力はないと述べ、全軍が党中央の周りに固く団結してチュチェの革命偉業達成のために力強く闘っていこうとアピールした。---

金正恩党委員長が朝鮮人民軍の全ての大連合部隊、連合部隊長と共に祝賀公演を鑑賞

【平壌2月9日発朝鮮中央通信】朝鮮労働党委員長で朝鮮国務委員会委員長、朝鮮人民軍最高司令官であるわが党と国家、軍隊の最高指導者金正恩同志が朝鮮人民軍創建71周年に際して8日、朝鮮人民軍の全ての大連合部隊、連合部隊長と共に党中央委員会本部別館で勲功国家合唱団の祝賀公演を鑑賞した。

朝鮮人民軍の軍団、師団、旅団長と共に、朝鮮人民軍最高司令部の李明秀第1副司令官(朝鮮人民軍次帥)、朝鮮人民軍の金秀吉総政治局長(同陸軍大将)、李永吉総参謀長(同陸軍大将)、努光鉄人民武力相(同陸軍大将)をはじめとする人民軍総政治局、総参謀部、人民武力省の指揮メンバーが公演を観た。

朝鮮労働党中央委員会の崔龍海、李洙墉、金平海、太宗秀、呉秀容、金英哲の各副委員長をはじめ、党中央委員会の幹部と国務委員会の幹部がこれに共に参加した。

敬愛する最高指導者と李雪主同志が、劇場の観覧席に姿を現した。

敬愛する最高指導者は、建軍節を迎える全人民軍将兵を鼓舞、激励し、朝鮮人民軍創建71周年を熱烈に祝った。

管弦楽「かがやく祖国」で始まった公演の舞台には、男声重唱と男声合唱「最高司令官同志の健康を祈ります」、男声独唱と男声合唱「金日成元帥にささげる歌」、無伴奏合唱「わたしが守る祖国」など多彩なレパートリーが上がった。

公演を通じて出演者は、朝鮮労働党の賢明な指導に従って社会主義勝利の道に力強く突き進む共和国の尊厳と地位を格調高く謳歌し、朝鮮革命の命脈である白頭山銃剣の血統を変わることなく連綿と継いでいき、ひとえに党と領袖だけを固く信じて従い、政治的・思想的に、生命を賭して擁護、防衛していくというわが軍隊と人民の揺るぎない信念と意志を立派な芸術的シーンで感銘深く見せた。

敬愛する最高指導者のアンコールによって、女声3重唱と男声合唱「われらの国旗」が党中央委員会の副部長であるチャン・リョンシク氏(人民芸術家)の指揮によって再び演奏されると、場内は限りない激動と興奮に包まれ、公演はクライマックスを成した。

敬愛する最高指導者は、芸能人が思想・芸術性の高い立派な公演を行ったことに大きな満足の意を表した。

敬愛する最高指導者は、勲功国家合唱団の芸能人が今後も、革命的な芸術活動をより力強く繰り広げることによって、文芸戦線の前哨兵としての栄誉ある使命と任務を立派に遂行するとの期待と確信を表明した。---

金正恩党委員長の同席の下、建軍節71周年祝賀宴

【平壌2月9日発朝鮮中央通信】朝鮮労働党中央委員会が、朝鮮人民軍創建71周年に際して宴会を催した。

朝鮮労働党委員長で朝鮮国務委員会委員長、朝鮮人民軍最高司令官であるわが党と国家、軍隊の最高指導者金正恩同志が宴会に同席した。

朝鮮人民軍の総政治局、総参謀部、人民武力省の指揮メンバーと朝鮮人民軍の全ての大連合部隊、連合部隊長が参加した。

また、朝鮮労働党中央委員会の幹部と国務委員会の幹部が参加した。

敬愛する最高指導者は宴会場で、建軍節を迎える全ての人民軍将兵を再度熱烈に祝った。

宴会では、最高指導者の委任によって崔龍海党副委員長が党中央委員会を代表して人民軍に送る祝賀演説を行った。---

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