北朝鮮の内閣などの機関紙・民主朝鮮は8日、日韓の「レーダー照射」問題について、原因は日本側の「軍事的挑発」にあるとする論評を掲載した。朝鮮中央通信が伝えた。

論評は「かつて、日本の軍国主義海外侵略政策は主に『北朝鮮脅威』論に基づいて展開されてきた」と指摘。それが朝鮮半島の対話ムードにより通用しなくなり「日本の反動層が考案したのが、新しい対象に対する軍事的挑発である」と主張した。

さらに「日本の反動層は南朝鮮との軍事的摩擦を起こして朝鮮半島周辺の情勢を原点に逆戻りさせることで、軍事大国化政策の実現に有利な条件を整えようと謀っている」と決めつけた。

同通信の報道全文は次のとおり。

「民主朝鮮」紙 日本反動層の軍事的挑発の腹黒い下心

【平壌2月8日発朝鮮中央通信】南朝鮮と日本間の軍事的摩擦が深化している。

その直接的動機が日本海上巡察機の威嚇飛行事件である。

このような行為は、今回が初めてではないという。

ところが、特に問題となるのは日本当局が自分らの不法な軍事的敵対行為に対して謝罪する代わりに、むしろ威嚇を加える理由や意図はないだの、警戒および監視活動をしただけだの、何のと言って図々しく振る舞いながら相手に分別のある行動を取れと訓示していることである。

8日付の「民主朝鮮」紙は署名入りの論評で、自分の過ちを他人によく転換させ、加害者がむしろどうのこうのと言うのは日本特有のごう慢無礼な妄動であると糾弾した。

同紙は、しかし、今回の事件は日本の単なる悪習の表れとしてのみ見るには隠されている意図がきわめて尋常でないというところにあるとし、次のように暴露した。

かつて、日本の軍国主義海外侵略政策は主に「北朝鮮脅威」論に基づいて展開されてきた。

しかし、わが朝鮮の平和愛好的な立場と果敢な措置、それに対する国際社会の一致した歓迎により自分らの詭弁(きべん)がこんにちは、これ以上通じなくなった

他国にかこつけてこそ自国の利益をむさぼるのに、日本にとっては朝鮮半島情勢の急転換が実に困った状況だと言わざるを得ない。

このことから日本の反動層が考案したのが、新しい対象に対する軍事的挑発である。

日本の反動層は南朝鮮との軍事的摩擦を起こして朝鮮半島周辺の情勢を原点に逆戻りさせることで軍事大国化政策の実現に有利な条件を整えようと謀っている。

今回の日本海上巡察機の威嚇飛行事件の本質はまさにこうである。

日本の反動層は過去、日帝による血塗られた恨みが全朝鮮民族の胸の中に報復の活火山となって沸き返っているということを銘記し、軽挙妄動してはならない。---

    関連記事